やったぁ!ベースアップ1500円だぁ!(棒)

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3月も中旬にさしかかり、だんだんと春めいてまいりました。
春といえば、もちろん春闘です。
労働組合です。
労使交渉です。
闘争です。

そんななか、電機大手のベアも固まってまいりました。

電機大手、ベア1500円で調整 昨年回答は下回る

電機大手の春闘交渉は、賃金体系を底上げするベースアップ(ベア)について、月額1500円を軸に最終調整に入った。
(中略)
ベアの水準は、日立製作所パナソニック富士通NEC三菱電機の経営側と、電機連合が統一交渉して決める。

この話、この業界にいない人たちにとってはさっぱり分からないでしょうね。
ちょっと簡単に説明しましょう。

まず労働組合、これは、企業の従業員からなる組織です。
企業の言いなりになっていたら搾取されるから、組織を作って雇用を守っていこうぜ、という団体です。
企業内の組織ではありません。
労働組合は、賃上げ交渉とか、場合によってはストライキとか、やります。
企業にとってしてみれば鬱陶しいでしょうね。
ストライキで仕事止められちゃかなわんですからね。

で、大手企業ともなれば従業員もたくさんいますから、労働組合もそれなりに大きくなります。
んで、さらに企業の労働組合を束ねたものが連合で、電機業界の連合が電機連合なわけです。
スゲーパワーありそう!

そんな労働組合が、定期的に賃上げや労働改善の交渉(闘争)していて、それが春にあるから春闘。
ベースアップというのは、
給料の基本給部分(ベース)と職能給部分の、基本給部分を上げる(アップ)というものです。
つまりこのニュース、電機業界の従業員の基本給が、月額1500円上がりそうですよというものです。

どうですか?
羨ましいと感じるでしょうか、そんな景気のいい話いまどき無ぇよと思うでしょうか。

個人的にはですね、まあ確かに大手企業らしい安定感のある話で羨ましいと思う反面、
素直に受け取っちゃいけないと思うわけです。
ぶっちゃけると、従業員の給料なんて、職能給でどうとでもなります。
毎年ベースアップしてるけどなんか給料増えへんなぁ…、と感じているあなた、
上手いこと騙されています。
企業だって無い袖は振れないわけです。至極当然の話です。

ではなぜ、労働組合があって、連合があって、春闘があって、ベースアップがあるのか?
なんでしょうね。
謎ですね。
ちょっと、闇が深そうですね。

うん、怖くなってきたので、今日はこの辺で…。

頑張れ!シャープ労組!

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経営が傾いてしまったシャープ、支援で鍔迫り合いをする産業革新機構とホンハイ、
日本企業なのになぜかホンハイ側に期待されるソフトバンク、(「鴻海、ソフトバンクに出資要請 シャープ買収巡り」)
決断が遅くなれば遅くなるほどグダグダ感が増していくこの状況に、
ついにシャープ労組が立ち上がった!!

シャープ労組、年間一時金4カ月など要求 ベアは見送り

シャープ労働組合は17日、春季労使交渉で「年間一時金4カ月」や「賃金体系の維持」などを求める要求書を経営側に提出した。昨年も4カ月を要求したが、業績低迷により支給額は2カ月にとどまった。
(中略)
要求書には7年連続でベースアップ(ベア)を見送るほか、最低賃金や初任給の引き上げ、ワークライフバランスの実現に向けた取り組みを明記した。

うーんこの、立場的に言うことは言うけど、空気を読むとこうだよね、まあ通らないよね感の交渉内容。
まあ、労組という組織のことを悪く言うつもりはないですが、ぶっちゃけ、意味ない組織ですね。

何が意味ないかというと、労組というのは、企業が爆儲けをしているにも関わらず、
労働者が不当に虐げられている、いわゆる蟹工船みたいな環境において意味をなす組織だと思うんですよ。
価値ある労働をして儲かっているのだから、その儲けを労働者にも適切に分け与えようぜ、
という、至極単純な話なんですよ。
なので、傾いている企業で賃金交渉だとか言っても、
価値ある労働を生み出せていないのは経営者のみならず労働者の問題でもあるわけで、
その話を抜きにして交渉など、なにがなにやらわからない。(福本伸行風)

まあね、更に突っ込んで言うと、日本の労組なんて結局のところ御用組合
賃金交渉とかダブルスタンダードもいいところ、
企業にとってはソフトランディング首切りシステムの一部だったりするわけで…。
そういう意味では前言撤回、意味ある組織だよな…。

おや、こんな時間に誰か来たようだ。