サン電子まさかのストップ高、iPhoneロック解除どんと来い

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iPhoneでニュースを眺めていたら、面白ニュースが飛び込んできましたよ。

サン電子株がストップ高 子会社がFBIに協力して好感 iPhoneロック解除問題で

24日の東京証券取引所で、ジャスダック市場に上場しているサン電子株が急騰し、一時ストップ高となっている。米アップル社のiPhone(アイフォーン)ロック機能解除問題で、子会社のイスラエル企業が米連邦捜査局(FBI)の捜査に協力していると報じられたことが投資家に好感されたもようだ。

サン電子って、あのTVゲーム作ってたサン電子ですか?
東海道五十三次※の。

それにしても、子会社のイスラエル企業っていったい…。
サン電子って、確か中部地方の…。
ビック東海?
違うか。

iPhoneロック解除に日系企業が協力 「費用はわずか1500ドル」説も

米カリフォルニア州で発生した銃乱射事件容疑者のiPhoneの「ロック解除」に関し、米司法省はイスラエル企業セレブライト(Cellebrite)に協力を要請したとのニュースが浮上した。セレブライト社は日本のサン電子が2007年に買収した企業。
(中略)
その結果、セレブライト社はわずか2日で解除に成功。エピファーニは「解除にかかった費用は1500ドル程度だった」と述べている。フォーブスはセレブライト社から発行された事前の見積もり書を入手。そこには彼の発言を裏付ける1500ドルの金額が記載されていた。

えっ、iPhoneのロック解除って、Appleがめっちゃ拒否してたヤツですよね。
で、IT業界内で、解除すべきとかすべきじゃないとか、めっちゃ議論になってたヤツですよね。

それがわずか2日でロック解除。
セレブライト社が。
サン電子の子会社の。
1500ドルで。
日本円にして約17万円で。

そりゃストップ高になるわサン電子。

つい先日、ティム・クックも「ユーザーデータの保護に責任を負ってますから!」
と高らかに謳ってたのに、それを2日でどうにかしちゃうセレブライト社。
あかんでしょ。
いや、いいのか?
どうなのか?

よく分からなくなってきましたが、Appleはロックのさらなる強化を、
セレブライト社(サン電子の子会社)はさらなるロック解除の技の強化を、
相互に切磋琢磨して、また経済が回るという話でした。

※東海道五十三次
正式名称は「かんしゃく玉投げカン太郎の東海道五十三次」。
横スクロールアクションゲーム。
サン電子のゲームの中で、筆者が唯一クリアできたもの。
ちなみに「アトランチスの謎」は早々に挫折。
「いっき」「マドゥーラの翼」はほぼ未プレイ。

一気呵成のSQL Server!

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シャープがプラズマクラスターに注力している間に、
Microsoftは、SQL Serverでデータベース業界に攻勢を掛けていました!

米Microsoftが「SQL Server on Linux」発表、2017年中頃提供へ

米Microsoftは3月7日(現地時間)、Linux用のSQL Server「SQL Server on Linux」を提供する計画を発表した。2017年中頃のリリースを目指す。

データベース業界の常識を覆してきましたよ。

SQL Serverの位置づけといえば、Windowsワールドのデータベースであって、
Active Directoryの認証基盤との連携や、.NETアプリケーション開発の容易性などを売りとしています。
でもWindows Serverが無いところには導入できないよね…、という点がネックでした。

その壁を乗り越えてくるMicrosoftさん、なかなか垢抜けてきたと思いますよ!

まあ実際のところ、Linuxワールドで競合となるMySQLやPostgreSQLを相手にどれくらい戦えるのか、
てのは気になるところです。
SQL Serverの便利機能をどこまで盛り込んで来られるかが、鍵だと思いますね。

「Oracle Database」から「SQL Server」へ、マイクロソフトが無料乗り換えプログラム

米マイクロソフトは2016年3月10日(米国時間)、米国ニューヨークで開催した次期データベースプラットフォーム「SQL Server 2016」の紹介イベント「Data Driven」で、「Oracle Database」からSQL Serverに移行する顧客に、SQL Serverの必要なライセンスを無料で提供すると発表した。
(中略)
SQL Server 2016は、インメモリデータベースや「Always Encrypted」「Stretch Database」など、標準ライセンスで利用できる機能が多数用意されている。こうしたことからマイクロソフトでは、SQL Server 2016について「データベースのTCOの低さは業界随一」としており、乗り換え促進プログラムの説明パンフレットでも、「SQL Server 2016のTCOはOracle Databaseの10分の1未満」とアピールしている。

「SQL Server on Linux」がオープンソース界への殴りこみなら、こちらは同業他社への真っ向勝負です。

このサービスで、実際にOracle DatabaseからSQL Serverに乗り換える企業なんて、
ほとんど無いでしょうね。
データベースは情報システムの根幹、
システム移行やデータ移行やそりゃもうたくさんのモノを移行しないと変更できません。
いくらライセンス料が安いからって、システム全体で見れば変更する意味がない。コストが見合わない。

そう考えると、この話は単純にMicrosoftの宣伝であって、
奇抜なこと言っていろんなニュース媒体やSNSでバズられてラッキー、的な話ですね。
ただまあ、「Oracle DatabaseよりもSQL Serverの方が安い」というメッセージは、
IT業界の人々の記憶に残るでしょうから、
新規システム構築の際の選択肢として、SQL Serverが挙げられることが少しだけ多くなるでしょうね。
そう考えると、「SQL Server on Linux」の話も、新規導入の際のアピールポイントになるでしょう。
(しばらくは使い物にならないとしても。)

というわけで、日本の大企業が下らない経営ゲームで右往左往している間に、
AppleやGoogleに押され気味のMicrosoftさんも、一皮むけて頑張ってますよというお話でした。

スティーブ・ジョブズに学ぶ

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どのような仕事においても、その業界の企業の経営者からは、多くのことを学ぶことができるはずです。
当ブログでは、IT企業の様々な経営者について、学んでみたいと思います。
初回は、スティーブ・ジョブズです。

さて、「日本の企業にはiPhoneは作れない」と言われてはや数年。
今や中高生の間でもiPhoneはスマホの代名詞となっています。
日本の企業に作れるか作れないかは別として、
iPhoneというものを世に送り出したスティーブ・ジョブズという経営者は、
偉大の一言に尽きるのではないでしょうか。

スティーブ・ジョブズがApple社の経営を立て直したことについて、少し振り返ってみましょう。

まず、近年のApple社の主要製品のリリース年を見てみます。

1998年には、iMacを市場に投入、それまでの「アイボリーの箱」というMacの印象から大きく離れた同シリーズは大ヒットとなり、トランスルーセント(当時は「スケルトン」と呼ばれた)のスタイリングは当時あらゆる分野に影響を及ぼした。このヒットはアップルの復活を人々に強く印象づけた。
(中略)
2001年3月、NeXTとアップルの技術を融合させ、オープンソース由来の技術を積極的に取り込んだMac OS Xを発売。従来のMac OSの後継とした。
同年iTunesiPodによって音楽事業に参入、音楽事業をパソコンと並ぶアップルの事業の柱にした。
2007年1月9日、Macworld 初日の基調講演にてジョブズがiPhoneを発表し、アップルはNewton撤退以来9年ぶりに携帯コンピュータ事業に復帰する。
出典:スティーブ・ジョブズ – Wikipedia

1998年のiMac以降、誰もが知っているような製品を次々とリリースしています。
まさに天才の所業です。

そして次に、Apple社の業績の推移について見てみます。
※業績推移のグラフは出典のリンク先にあります。

アップルがここ数年間、二桁の増収増益を続けてきたことはよく知られているが、実はその間、利益の成長率が常に売上の成長率を上回っていた。つまりアップルは、「毎年二桁の増収を続けながら、利益率も向上させ続ける」という、普通では考えられないような離れ業を成し遂げていたわけだ。
出典:10年ぶりに通年で減益となったアップルの2013年度業績をまとめてみる

上記のコラムでは、Apple社の成長の鈍化を指摘していますが、それでも1998年と2013年を比べると、30倍以上の売上高になっています。
素晴らしいというよりも、もはや異常な値を叩き出しています。

ではなぜ、スティーブ・ジョブズはこのようなことを成し得たのか。
この点については、様々な観点で語られていますが、当ブログでは以下ではないかと考えています。

「集中とシンプルさの追求は、私の非常に大事な信念の一部だ。シンプルにするのは複雑にするより難しい。シンプルなものを作るには、思考もスッキリさせる大変な努力が必要なんだ。」
出典:スティーブ・ジョブズ – Wikipedia

シンプルなもの、分かりやすいものを提供すれば市場に受け入れられる。
そのことに信念を持ち、強く推し進める。常人離れしたレベルで。

というわけで、いかがでしょうか。
スティーブ・ジョブズ並の人間なんてそういないでしょうが、彼の歴史や考え方は、仕事の参考になると思います。


スティーブ・ジョブズに興味を持った方は、以下の本をお勧めします。
ペーパーバック版となりお求めやすくなりました。

活字をたくさん読むのが苦手…。という方には、同著の漫画版もあります。
漫画の作者は『テルマエロマエ』のヤマザキマリさん。良い感じですね。