【あれれ~おかしいぞ~】鴻海にうまいことやられ始めたシャープ

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「真実はいつもひとつ!」(by 江戸川コナン)

はい、というわけで、ホンハイのテリー・ゴウ董事長は、
シャープの高橋興三社長よりも何枚も上手だったようです。

鴻海が出資額引き下げを打診 混迷深まるシャープの経営再建

経営再建中のシャープを巡って、鴻海(ホンハイ)精密工業が買収に向けた出資額の引き下げなど、支援条件を大幅に見直すことを打診していたことが、19日分かった。複数の関係者が明らかにした。

スゲーいい感じに買い叩かれてるよこれ!(涙)

でも、いつからこんなことになったんでしたっけ?
ちょっと時系列で見てみましょう。

No. 時期 出来事
1 2月上旬 ホンハイ、約7000億円超の規模で、シャープを支援する意向を示す
2 2月中旬 シャープ、ホンハイと産業革新機構を天秤にかける
3 2月下旬 シャープ、ホンハイの提案を受け入れ、ホンハイ傘下が確定
4 2月下旬 産業革新機構、シャープ支援から撤退することを表明
5 2月下旬 ホンハイ、シャープから偶発債務リスト約3500億円分を受け取り、買収契約の見合わせを発表
6 3月上旬 買収契約が延び延びになる
7 3月中旬 ホンハイ、銀行が保有するシャープの優先株の買取価格を、1000億円から500億円以下に引き下げることを提案、銀行側が激しく抵抗
8 3月中旬 ホンハイ、優先株の買取価格値下げの代替案として、シャープへの出資額を1000億円引き下げることを提案
9 3月中旬 ホンハイ、シャープへの手付金1000億円を500億円に減額しつつ、使途を制限することを提案

こんな超大企業間の交渉で、こんなベーシックな交渉テクニックを見せつけられるとは。
シャープはホンハイに、完全にいいようにされています。
手玉ですよ手玉。

ちなみにこのシャープ、銀行から借りている5100億円の借換期限が3月末に迫っています。
あと10日位しかありません。
買収契約が成立しないまま3月末を迎えると、一体どうなってしまうのか?
ホンハイの交渉力はますます強まっていく訳ですね。

ていうか、これもうホンハイが交渉のテーブルに着いた時から、
仕組まれていたシナリオじゃないですかね。
恐ろしいですね。
でもシャープも、もうちょっとこうなることを想像できたのでは、と思います。
それすらできない経営体制になってたって事なんでしょうね。

あとこれって、就活で内定もらってないのに担当者の口約束だけで意思決定しちゃって、
なのに内定もらえず右往左往する大学生かよ、と思っちゃいますね。
つまり、契約を結んでから、前に進めば良かったんですね。
なんかもう、基本中の基本ですね、あらゆる契約の。

一体なぜ鴻海をスポンサーに選んだのか――。瀬戸際の交渉が続くなかで、シャープ社内からは今さらながらそうした怨嗟の声が噴き出し始めている。

遅すぎるよ!(号泣)

ちなみに、僕の直近の予想は、「3月末になっても買収契約が成立しない」です。
これでシャープは大ダメージを受け、ホンハイは更に安くシャープを買えるというものです。
この予想、当たらないことを祈ります。
くわばらくわばら…。

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