サイボウズ vs SIer

hbieser / Pixabay

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先日、サイボウズが2015年12月期の決算発表を行いました。
サイボウズ、創業以来初の”赤字” – 「ちゃんと赤字になった」と余裕の青野社長

2015年の同社の売上高は70億1300万円(前年比17.6%増)、営業利益は-3億8100万円、経常利益は-3億3800万円、当期純利益は-2億1700万円となり、「創業以来初の赤字となった」と、同社代表取締役社長の青野慶久氏はコメントした。とは言え、もともと2015年の業績予想は、営業利益・経常利益・当期純利益が-8億円と赤字設定されていた。

「よーしパパ今年は投資しちゃうぞー」と言っていて、
「思ったより赤にならなかったわー」ということですね。
まあこの辺は、目標設定の塩梅の上手さというか、落とし所のコントロールの上手さというか、
まあその、投資できて良かったですね。

本題(?)はその後です。
青野社長は、サイボウズのサービス「kintone」で「日本の多重下請け構造の変革」に挑みたいとのこと。

同サービスは、プログラミングすることなく、業務に必要なアプリがつくれるクラウドサービスとなっている。これにより、従来のシステム開発工程で必要とされてきた、仕様書作成やハード・ソフトの手配などを省いて、すぐ開発に着手できるものとなっている。

ナヌ、仕様書つまり設計書を書かなくてもよいですと!?

従来、システムを開発する際は、大手SIerが受注し、下請け企業に仕事が流されてきた。これにより、下請け企業は費用や環境などが厳しい状況で、仕事が続けられてきた。

という話を10年以上前にも聞いたような気がするんですが、
なんでしょう、状況は変わっていないということですかね。

「これはまさに日本のIT業界の大きな問題。しかし、皆問題だと思っているのに、誰も解決できずにきた。これをわれわれは技術で解決したい。これまでプロセスをふまないとつくれなかったようなものを、お客さんと話しながらつくって、すぐ使ってもらい、気に入らなければ直していく、これをぐるぐるまわしていくプロセスに変えていけたら、多重下請けがなくなる時代をつくれるのではないだろうか」(青野氏)

ちょっとあの、ウォーターフォール開発とかスパイラル開発とかの話と、
多重下請けの話がごっちゃになっていませんか。

青野社長が本当にそう言ったのか、記事が間違えているのかよく分かりませんが、
多分ですね、大手SIerが得意とするウォーターフォール開発ワールドと、
サイボウズが標榜するスパイラル開発ワールドは、幸か不幸か競合しないです。
青野社長はそのへんを理解しつつ、ポジショントークしているのではないでしょうか。
なんせ社長だし。

ちなみにサイボウズの「kintone」、なかなかステキですよ。
kintone – サイボウズのビジネスアプリ作成プラットフォーム
気になる方はぜひ。

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