ガンホー「わたしの営業利益率は54.5%です」

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ガンホー「わたしの営業利益率は54.5%です」
ガンホー「ただしそれは2014年12月期の決算です」
ガンホー「2015年12月期の営業利益率は46.9%です」
ガンホー「減収減益ですがまだまだ大丈夫です」
ネット民(オワドラ)
ガンホー「…」
ガンホー「ぜったいに許さんぞ、虫けらども!!!!!」

参考:2015年12月期 連結業績補足資料

はい、ということで、IT企業の営業利益率のトップクラス常連、
ガンホー・オンライン・エンターテイメントさんです。

いやね、営業利益率が50%前後というのは凄いことですよ。
営業利益率は、営業利益÷売上高ですけども、つまりこれを分かりやすくパズドラで表現すると?

売上高 魔法石の値段。
原価 パズドラを作ったり運営したりするのにかかったお金。人件費もここ。
販管費 CMとかの広告費や、会社自体の運営費。
営業利益 魔法石の値段から原価と販管費を引いたもの、つまり儲け。
営業利益率 魔法石における儲け分の割合。

つまり、魔法石の半分くらいはガンホーさんの儲けなわけで、
これを適正価格と見るか「ボッタクリじゃね?」と見るか「ガンホーさん次の投資に使ってください!」と見るかは、
お金を払う人次第。
嫌なら見るな買わなければいいだけです。

しかしこの営業利益率を維持する仕組みというのは凄いものです。
まあいろいろなテクニックはありますが、最も効果があるのは、
『影響力の武器』で言うところの「希少性」でしょうね。
つまりガチャ。
欲しいモンスターにお金を払うのではなく、欲しいモンスターを得る福引券(魔法石)にお金を払う。
弱いモンスターはじゃんじゃんゲットできるが、強いモンスターはなかなかゲットできない。
ここで、強いモンスターには、それ自体の価値に加えて希少性の価値(希少価値)が発生します。
ゲットできないと悔しいのでまた魔法石を買ってしまう…。という仕組み。

まあでも、これは魔法の一種みたいなもので、魔法が解けると一気に仕組みが崩れてしまいます。
なので、アミューズメント系の企業は、消費者に魔法をかけ続けないといけないわけですね。
千葉にあるのに東京なにがしという遊園地と同じですね。

さておき、ガンホーさんの魔法が解けかけてきた感のある昨今、今後盛り返すのか否かが見どころです。
ラグナロクオンラインの衰退からパズドラの隆盛に切り返したガンホーさんですから、やってくれますよきっと。