シャープの目指してる、未来はどっちだ?

PublicDomainPictures / Pixabay

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シャープの買収劇ですが、いよいよ煮詰まってまいりました。
産業革新機構なのか、鴻海なのか、一体どっちなのか!?

『シャープ、支援案再検討=鴻海が成長資金6000億円―革新機構案と比較へ』

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープの経営再建を支援するため、成長資金として6000億円強を提供する案を示したことが31日、明らかになった。
(中略)
革新機構と鴻海の両案を改めて比較し、2月4日に開く取締役会で最終判断する。

2月4日に最終判断、ということですが、これ、本気で比較するんですかねぇ。
産業革新機構の案を採用することは決めているけれども、鴻海の案を否決する理由づくりをしてるって感じもしますが。
なんとなく。勝手な想像ですけども。

6000億円あるよと言っても、明るい未来というよりはザ・リストラクチャリングが待っているのは目に見えているというか、
まあ、どっちに買われてもザ・リストラクチャリングなんでしょうけども、日本に買われた方がきっとマシ、みたいなね。
そういうシナリオだとすると、鴻海側も果たして本気かどうか、微妙ですね。
どうせ売ってくれないなら、金額引き上げてニュースにされて知名度上げようぜ、みたいな気持ちかもしれません。
きっともっと高度な情報戦が繰り広げられていることでしょう。

ところで、ちょっと待ってください。シャープといえば17,613人の大企業ですよ。
事業内容も、今回の買収のキーとなっているディスプレイパネル技術だけではありません。
事業内容|会社情報:シャープ
「プロダクトビジネス」として「デジタル情報家電」「健康・環境」「エネルギーソリューション」「ビジネスソリューション」が、
「デバイスビジネス」として「液晶」「電子デバイス」があります。
つまり、ディスプレイパネル技術以外の分野は、買収劇がどう転んでもザ・リストラクチャリング傾向というか…。
プラズマクラスターイオン発生機とか、なんで大企業の事業にまで推し進めてしまったのか、ちょっと謎です。

そんなこともあり、人材流出も致し方ないですと。

『シャープ社員、3カ月で4692人減…うち数百人は自主退職 人材流出ショック深刻』

国内だけでみると、12月末現在の社員数は2万397人で、9月末より3315人減った。このうち希望退職制度の利用は3千人程度で、同制度の要件に当てはまらない若手ら数百人が自主退職した。

ディスプレイパネル技術をやっている方々は残留して流れに身を任せるのもアリかもしれませんが、それ以外の方々はちょっともう、キツいですね。

というわけで、いよいよXデーが迫ってまいりました。
対岸の火事かな〜と思っていたら対岸じゃなかった、的な事にもなりかねないビッグ・ディールですんで、皆さまお気をつけて。

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